高校の部員は相も変わらずグダグダしていますが、ここのところ中学部員たちが個別に意欲を持って活動していますよっと。
具体的には、エアブラシを購入して模型の塗装のレベルアップを目指している(目指しているというよりは、完全にその方向に誘導しているのは私ですがね。)中学新部長のKくん。
飛びもの系の魅力をさんざんたたき込んできて、最近購入したKyosyoの飛行ボールに魅せられている中1部員のKくん。
そして、いろいろと意欲的でチャレンジ精神が旺盛なYくん。
彼が、部室に転がっていたゴム動力カーに目を付けてくれたので、「どうしたらより速く走るようになるか?」というテーマで、おもりをつけての走行などをして、ビースピで計測してデータ収集をするように促してみました。
早速、おもりの重さをてんびんで測定したり、速度を測定したりしていました。
感心すべきは、
「測定データをきちんとメモる」ことができる
というところですかね。
我々科学の庭で生きてきた人間は、データを残すというのはあまりにも当たり前の作業ですが、以外にこの作業をすることが高校生でもできないことが多いんですよね。
測定はすれど、データをメモらない。みたいな。
しかも、測定するに当たりきちんと条件を統一することに意識を置いていましたよ。
測定する距離やゴムの巻き上げ回数などですね。
当たり前といってしまえばそれで終わりですが、この当たり前のことを当然のこととしてできることが、本当の意味での力と思います。
こういうところから新しいもの、イノベーションっていうのかな?が生まれてくるのだと私は思っています。
久々に想像力をかき立ててくれるような活動が展開できそうですねー。
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