2016年8月4日木曜日

加圧器(Pressurizer)

先日行われた夏の実験教室のネタです。

くどいですが、今年のマイテーマは「バルブ」です。

バルブが命なんですわ。

春に減圧器を作成したので、夏にやらなかったとしてもいずれ加圧器に手を出そうとは思っていました。

てか、春の時点で「減圧」か「加圧」かということで二択に迫られていましたからね。って自分で迫っていただけですがw

結論から言うと、構造的に加圧よりも減圧のが加工しやすいという単純な理由でし。
また、減圧のほうが簡単にびっくりできる実験がたくさんあるっていうことも、決定する理由の一つでした。

でもって、今回は難しいだろうと思って敬遠した加圧に思い切ってチャレンジしたわけです。

ま、結果的には、「バルブのつくり込み不足」がもろに露呈してしまったんですけどね。

暑い中、実験教室に参加してくれたちびっこたち全員に成功の喜びを感じてもらえなかったかなぁ・・・って。ちょっと申し訳ない気持ちになりました。

それもこれも、バルブが原因ってことですわ。

やっぱ、「バルブが命」なんですわ。


シリンジに加工した吸気バルブは、減圧器のときの排気バルブと逆流防止バルブを遥かに上回るアイデアで、自分でも惚れ惚れする仕上がりだったんです。

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そこに落とし穴があったのかもしれませんね。

容器の方に取り付けた逆流防止バルブが機能しないことがかなりの頻度で起きてしまいました。
原因は、上にも書きましたが「つくりこみ不足」

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構造を簡素化することは重要ですが、機能性と安定性がなければ、その場だけの実験に終わってしまいます。
もちろん、自分でつくるからこそ、故障したときにも自分で治せるという点が、実験教室のおもしろさの一つだと思いますが、さすがに今回はつくりが甘すぎました。

今回実験教室デビューの3先生ががんばってくれていたからこそ設計の甘さが目立ってしまいました。

てことで、当日の帰りの電車からセルフ反省会orz
ただ、おかげで新型を思いつきましたよ!


この夏は、新型のバルブの作成に励んでみようかな〜。




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