2015年4月2日木曜日

春の実験教室。

今週末は春の実験教室です。
例によって例のごとく、内容はギリギリまで決まってない検討していましたが、ようやく形になりました。

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みてのとおり、ろうそくなんですが、そりゃただ「ろうそくをつくりましょう!」では、実験教室にはなりませんよね。

このろうそく、「和ろうそく」と呼ばれるろうそくです。

ロウは、櫨(はぜ)という植物の実からとった櫨蝋(はぜろう)を使っています。
そして、芯の部分は和紙にイグサから取り出した切灯心とよばれるものを巻きつけた、和ろうそく独特の形状をした芯を使います。

個人的には、この芯の形状によって、風がなくても炎がまたたく様子が大変気に入りまして、実験教室のネタへと召喚wしたわけです。

で、当然、その芯の部分からつくる作業を子どもたちにやってもらおうと思っていたのですが、甘かったです(^_^;)

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一番下のやつが、購入したもの。
一番上が、私が試しにつくったもの。(ヒドイですよねw)
真ん中が、コツを覚えてきて3回目くらいに出来たもの。

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よくやく、市販品と変わらないクオリティに仕上げるのに4~5回つくりましたよ。

結論から言うと、実験教室では芯はつくれない。
てことになりそうです。

ま、それでもなお面白さをたくさん秘めたものなので、実施に至ったわけですが。

せっかく、たくさん切灯心を購入したので、作り方だけレクチャーして、材料を来た子どもたちにあげて、「つくってみて〜」みたいな方向性もありかな〜と。

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あ、ちなみに、この切灯心、サラダ油とかを小皿に入れて浸すと、それだけでろうそくみたいに使えるんですよね〜。



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